「育エネ」って、なに?
日本のエネルギー戦略を考える上で、電気には3つのキーワードがあります。
- 使用電力を少なくする 「省エネ」 、
- 新たな電力を創り出す 「創エネ」 、
- 創り出した電気を蓄える「省エネ」 、の3つです。
これら全てをまとめて「育エネ」と言います。
「育エネ」を通じて
日本では現在、エネルギーを石油や天然ガスなどの化石燃料として、その多くを輸入に頼っています。安定的なエネルギーを確保するためには、化石燃料に替わるエネルギーの確保が求められていました。枯渇することなく持続的に使える、太陽光・風力・地熱といった再生可能エネルギーの活用が必要です。
太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの導入は、日本各地で拡大してきています。地球温暖化対策にもつながり、地球環境にやさしい再生可能エネルギーの普及は、安定的なエネルギーの確保だけでなく、日本を支える新たな産業の育成や活性化にもつながります。
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」は、エネルギーを育てるという意味を込めて「育エネ」とも言われています。市民による地域発のエネルギーが始まっています。
~ 以下、経済産業省資源エネルギー庁HP
「再生可能エネルギー&共同出資 事例集」より抜粋 ~
地球温暖化や環境破壊を食い止めるため、私たちにできることは何か。
今、市民による「再生可能エネルギー」への取り組みが全国各地で進んでいます。
資源を大量に消費する大型の発電設備から、
身近な自然エネルギーを有効活用する「再生可能エネルギー」へ。
一つひとつの施設は小さくとも、たくさんの施設が連携することによって
地産地消の電力を地域全体で手に入れることができるのです。
~ 参考URL:経済産業省 資源エネルギー庁HP ~
・「再生可能エネルギー&共同出資事例集」
・「育エネって?」
・「みんなの育エネBook」